かてい農園の様子をお届けします
- 秋山 智美
- 2025年11月22日
- 読了時間: 4分
これまで不定期で開催をしていたオンラインでの種まき会、9月からは春・秋を中心に、種まきのシーズンには毎月開催を予定しています。本日は、9月にじゃがいもの植え付け、10月に春菊の種まき、11月にラディッシュの種まきをされた、トマトさんのかてい農園の様子をお届けいたします。
かてい農園とは
ご家庭のプランターや庭などで、野菜を育て続ける過程を楽しみながら学ぶ農園です。収穫を楽しむことはもちろん、様子を観察しながら野菜が育つ環境を整え、育った野菜を食べる日々を通じて、様々な体験を積み重ねていきます。
その中で大切にしたいのは、できるだけ生産~消費~分解が分断されずに繋がり、そしてまた生産~商品~分解と循環していくこと。シーズンごとに種を買うのではなく、育てた野菜から種を採りまた翌年に蒔いたり、毎回土や肥料を買うのではなく、普段の生活から出る生ごみから堆肥を作ったり。そんなことにも、少しづつ挑戦していきたいと思っています。
保けん野菜のウェブサイトでも、かてい農園についてご紹介しております。ぜひ併せてご覧ください。
じゃがいも
9/13(土)に種芋の植え付けをした、じゃがいも。トマトさんのお宅では、品種の分からないスーパーで購入されたじゃがいも、のらくら農場さんから届いたキタアカリ、ないとう農園さんから届いたノーザンルビーの3種の植え付けをされたとのこと。
その後、1ヶ月ほど経過したタイミングで芽かき(養分の分散を防ぎ大きな芋がなるよう、不要な芽を取り除くこと)、土寄せ(植えた種芋の上に芋ができるため、できた芋が土から出ないよう株元を中心に土を盛ること)を行い、現在の様子がこちらです。
今は青々とした葉で光合成が行われ、作られた養分が芋に貯蔵されていっていますが、これから12月に入ると徐々に枯れていき、光合成がストップします。その頃になったら乾燥した日を狙って収穫をするのですが、まだ青いうちに霜に当たると、芋が大きくならないうちに枯れてしまいます。そのため、霜が降りるほどの寒さにならないか?に注意をしながら、もし急な霜がある場合は不織布をかける(プランター栽培の場合は室内に入れる)などの対応をしながら、収穫時期を待ちます。
春菊
10/19(日)に種まきをした、春菊。オンラインの場では、以下のようなポイントをお伝えしながら、種まきを進めていきました。
事前に種を水に浸しておく: 春菊は発芽率があまり高くないため、発芽のスイッチを入りやすくするため、しばらく水に浸した上で、種まきを行いました。
ごく薄く土を被せる: 春菊の発芽には光が必要(光好性の種子)なため、5mmほどの浅い位置に種をまいていきます。小さな種なので、1粒づつではなく指で作った溝にぱらぱらとまき、極薄く土を被せました。
土と種を密着させる: 土を被せたら、種と土を密着させます。土の中の空気が無くなってしまわない程度の強さで、手のひらや指の腹を使って土を押し、種が水、栄養、空気を土から吸収できる環境を作ります。
最後にたっぷり水をやり、その後は土の表面が乾いたら水やりをして育てていきます。
5日ほどで双葉が出始め、現在はここまで大きくなっています。
想定していたよりも発芽率が高く春菊同士が密集しているため、5㎝程の間隔になるよう間引きをされ、間引き菜も美味しく食べられたとのことです。
ラディッシュ
11/8(土)に種まきをした、ラディッシュ。2週間ほど経過し双葉が大きくなり、本葉が出て始めようとしている様子でした。また、茎がしっかりラディッシュの赤色となっているのも確認できます。
基本的には3~4㎝程の間隔で、1㎝程の深さに、種を1個づつまいていったのですが、種まきの際「“めっちゃ深く”、“めっちゃ浅く”、“2個同じ場所に”、まいてみたらどうなるか、実験してみたい!」ということで、少しまき方を変えてみていたので、現時点での途中経過も確認しました。左から「深さ2㎝」「深さ0.5㎝」「同じ場所に2個」とまいたものです。引きつづき、収穫まで様子を確認していけたらと思っています。
来月12月は、寒さ対策をしながらでないと栽培が難しいということも鑑み、種まき会はお休みを予定しています。皆さまそれぞれのかてい農園の環境に合わせて、寒さ対策をしながらの栽培は可能ですので、ぜひ、栽培してみたい!というものやタイミングなどがありましたら、お気軽にご相談いただければ幸いです。
