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今年も“農園地”を開催します🎡

  • 執筆者の写真: 秋山 智美
    秋山 智美
  • 2025年9月14日
  • 読了時間: 6分

更新日:2025年9月18日

2025年12月7日(日)、皆さんへ野菜をお届けいただいている、ないとう農園さん(埼玉県伊奈町)の畑をお借りして、今年も“農園地”を開催いたします。現在、ないとう農園さんと詳細を詰めており、具体的なご案内はまた改めてとなりますが、今回はこの農園地について、開催背景や昨年の様子をお届けさせてください。

※ご参加希望の方は、ぜひ日程を抑えておいていただけたら幸いです😊

ないとう農園さんについて

大宮駅から電車で15分ほど、住宅地と農地が隣り合う、埼玉県伊奈町で年間200種もの野菜を栽培している農家さんです。知らない品種の野菜に出会うと、まずは栽培をしてみたくなるという、代表の内藤さん。ないとう農園さんの野菜セットを受け取っていただいたことがある方は、一度や二度ではなく何度も、初めての野菜に出会うという経験をされているのではないかと思います。もしかすると、一瞬、どうやって食べよう?と立ち止まる野菜もあるかもしれませんが、昨年の農園地を開催した後、内藤さんが仰っていたこんな言葉が、ないとう農園さんの野菜セットをまさに表現しているのではないか、と感じています。

今回は保けん野菜の会員さん向けのイベントで、日頃からうちの野菜を食べてくださっている家族が参加してくれていて、とりわけその子どもらを目の前にすると、ぼくは、よそよりもとびきり美味しい野菜を育てて食べてもらいたい、と思うよりも、どんなものもなんでも美味しく食べられるたくましい感受性をうちの野菜を通して育てていけたらどんなにいいだろうか、と思ってしまいます。

また、普段からとても大切に言葉を紡がれていると感じる方で、一昨年には数ヶ月間毎日3時起きで農作業を始める前までの数時間を使って書き上げたという処女作「あほーだんす」が、第12回小島信夫文学賞を受賞されています。この小説は保けん野菜にて出版・販売をしております。こちらより、ぜひお手に取っていただけたら幸いです。


農園地の開催背景

普段子どもたちと接していると、誰かに迷惑がかかる可能性があるから、車が通っていて危ないから、など、様々な理由で「やってはいけない」ということが多くあるのではないかと感じています。そして大人も知らずしらずのうちに、衝動や感情に蓋をして、「やらないでおこう」としていることがあるのではないかと思っています。

そんな感性を解き放ち、大人も子どもも自由に遊ぶ、そんな時間を過ごしていただけるような場を、前述のような「たくましい感受性を野菜を通じて育てていきたい」という思いで野菜を栽培されている、ないとう農園さんの畑をお借りして実現したい。そのようなお願いを快く受けていただき、遊園地のような遊び方が決まったアトラクションは無い、あるのは農地というフィールドと、参加いただく皆さんの自由な感性のみ、という農園地をスタートしました。

昨年初めて開催をしたのですが、少しづつ変化をしながらも、毎年恒例の場にしていきたいと強く感じ、今年も開催させていただくことになりました。


昨年の農園地の様子

昨年お越しいただいた方はご存じの内容になりますが、ぜひ写真を中心に、ダイジェストでご紹介させてください。


🐼農園地MAPを見ながら好きな畑へ

ないとう農園さんの畑には、それぞれに動物の名前が付けられています。「この畑はパンダかな?」「カンガルーに行ってみよう!」「ヒヨコはどっち?」など、MAPを見ながら好きな畑に向かいます🗺️


🍿ポップコーンづくり

集合場所でもあるパンダの畑では、大人も子どももポップコーン作りに夢中に。ないとう農園さんで収穫をし乾燥させた、爆裂種というポップコーン用のとうもろこしの種を芯から外し、ポップコーンメーカーにセットし、出来立てのポップコーンを頬張ります。


🥕土の中のカラフル人参の色の見分け

ポップコーン作りをした隣の畑には、オレンジ、黄色、紫、白、と色々な色の人参が。根っこの部分は土に埋まっているため、ぱっと見は何色の人参か分からないのですが、内藤さんに見分け方を教えていただきました。収穫したての人参を洗って食べてみよう!と生の人参を食べてみると「人参にはまっちゃった~」と言いながらパクパク食べ進める子も。


🥬思い思いに野菜を収穫

少し離れた畑では、蕪、大根、白菜、菜の花、様々な葉物野菜、収穫を終えたピーマン、茄子、トマトなど様々な野菜に出会うことが出来ました。

大きな大根や蕪を見つけて、土から引っこ抜く快感を味わったり、収穫を終えて綺麗に咲き誇っている菜の花を根っこごと抜いたり、収穫を終えた茄子畑からまだ食べられそうな茄子を見つけて丸かじりをしたり、からし菜をその場で食べてみたり、虫を見つけて捕まえたり、近くの藪でひっつき虫だらけになったり…。思い思いに、とはいえ人間の本能なのかやはり収穫がとにかく楽しい様子で、思いっきり収穫をさせていただきました。


🍠収穫を終えたさつまいも畑で土遊び

さつまいもの掘り取りを終えた畑では、宝探しのように畑に残ったさつまいも探しが始まりました。そして徐々に、靴を脱いで楽しそうに遊び始める子が出てくると、子どもはもちろん大人も裸足になる人が続出。「ふかふかしてる!」「日向はあったかいけど、日陰や中の方はひんやりしている」と、足の裏で土を感じた後、最終的には土の中に埋もれて芋の気持ちになるという遊びに発展していきました。


📷お気に入りの場所で撮影

最後にお気に入りの場所で写真を撮って、閉園を迎えました。冒頭の写真がそれなのですが、中には迷いなく「こっち!」とお気に入りの場所を案内してくれる子も。最後に遊んだ場所が印象に残りやすいかな…、という私の安易な想像とは違い、開園後早々に行った菜の花畑の綺麗な様子が心に残っていたとのこと。迷いなく自分の好き、を案内してくれたのがとても印象に残っています。

農園地の最後に、内藤さんから“有機栽培の畑だからこそできる体験”ということを、改めて教えていただきました。

安全性を担保するために、農薬にはそれぞれ、使える野菜、使えるタイミング(収穫の○日前まで、など)、使える回数や量が細かく定められています。また、散布してすぐに雨が降ると流れて効き目が無くなってしまうため、使えるタイミングは天気にも左右されます。農薬を利用した栽培(慣行栽培)をしている場合は、栽培に必要な農薬散布のタイミング、もしくは畑で遊ぶことができる日、どちらかに制約がかかってしまいます。また、農薬ごとに使える野菜が決まっており、他の野菜にかかってしまうことがあってはいけないので、1枚の畑で様々な野菜を栽培するということは基本的にはありません。

ないとう農園さんが農薬を使用せず、自由に遊ぶことが出来る多様で豊かな畑で野菜づくりをしている、ということがベースにあるからこそ実現できる場ということを再認識すると共に、これからもこの場を続けていきたいと強く感じる機会となりました。

今年の開催も、ぜひ楽しみにしていただけたら幸いです。

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