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子ども野菜研究会 特別回“Dearレシピ”の様子をお届けします

  • 執筆者の写真: 秋山 智美
    秋山 智美
  • 2025年5月24日
  • 読了時間: 5分

更新日:2025年5月25日

ゴールデンウィーク明けの5月11日(日)、普段はオンラインにて実施をしている子ども野菜研究会の特別回として、子どもたちが自分が考えた料理を実際に形にしていく“Dearレシピ”をオフラインにて開催いたしました。

本日は、ゴルゴさんにご協力いただいて開催をした“Dearレシピ”当日の様子をお届けさせてください。

Dearレシピとは

子ども野菜研究会では、住んでいる地域も学年も異なる子どもたちが、野菜を起点に興味関心を広げ楽しみながら学んでいます。決まったプログラムをクリアしていくのではなく、お届けした野菜、季節や年中行事、子どもたちのエピソードなどをもとに、開催をしているのですが、その中で、野菜をじっくり味わった上で、その野菜を使った料理を考えてみるという会を行いました。

そんな中、「考えるだけじゃなくて、作ってみたい!」「いつもの30分の場では作るのが難しいので、もっと長い時間の特別回をやりたい!」という声が子どもたちから上がってきました。そこで、普段の野菜研究会の場で可能な範囲で作ってみることに加え、それぞれが考えた料理を実際に作る場を、開催することにいたしました。

料理のタイトルからイメージを膨らませたり、得意な絵で作り方を考えてみたり、盛り付けが映える料理を考えたり…、その子の感性やこれまでの経験などが反映された、他の誰でもない自分だからこそのものになっていることに加え、これからの自分を“食べる力”になっていく、そんな大切なレシピを形にしていく場ということで、“Dearレシピ”と名付けました。


Dearレシピ当日の様子

当日は、普段からレシピを教えていただいたり、先日は「名もなき我が家料理」にて調理から盛り付けまでを見せていただいたゴルゴさんにサポートいただきながら、それぞれが考えた料理を形にしていきました。


レシピのイメージ・手順の確認

事前に取り組んでもらったワークシートを確認しながら、料理のイメージをより具体化していきます。食材を目の前にして、ワークシートには書いてなかったけど追加で入れたい食材を思いついたり、どんな手順で調理をしていくか段取りを整理していきます。


大きいカラフルギョーザ

“長芋のシャキシャキ食感”と、彩り豊かな“野菜のカラフルさ”を楽しむ、というアイディアと、学校の給食で出るジャンボ餃子をヒントにイメージを膨らませた、「大きいカラフルギョーザ」。できれば皮から作ってみたい!ということで、ゴルゴさんに教えてもらいながら皮から作ることにしました。


まずは皮を作ります。小麦粉の皮に加えて、小麦アレルギーを持つ兄弟に持ち帰るために米粉の皮も作ります。体重をかけてしっかり捏ねたら、しばらく寝かしておきます。


その間に野菜の準備をしていきます。食感と彩りを大切に、長芋、人参、かぼちゃ、白菜、大葉、コーン、生姜を使います。みじん切りのやり方を教わり、カラフルな野菜を根気強く細かく刻んでいきます。


炒める油も自分で選び、刻んだ野菜を炒めます。


野菜の粗熱をとっている間に、生地を伸ばして皮を作ります。どのくらいの大きさにしたいか、出来上がりの大きさをイメージして生地を丸めたら、めん棒で丸く均等な厚さに伸ばしていきます。


炒めた野菜の粗熱がとれたら、ひき肉を加えて混ぜ、味付けをしていきます。ゴルゴさんと相談をしながら、自分で調味料の量を考えて味を決めていきます。


タネができたら、いよいよ包んでいきます。初めての経験でしたが、市販の餃子の皮と比べて伸びるという特徴も活かして、きれいに包むことができました。


フライパンで蒸し焼きにして、中までしっかり火が通ったら、焼き目を付けて完成です。


ワークシートの完成イメージのイラスト通りの、「大きいカラフルギョーザ」が出来上がりました。


作り始めから完成まで1時間半ほど。ゴルゴさんと対話をしながら最終的に自分で材料や分量を決め、初めて経験する沢山の工程を集中して作り続け、完成した時にはどっと疲れが出てくるほど。大変な半日だったのではないかと思いますが、ほんの少しでも食べる力として血肉になる経験になっていたらと思います。


ポテトサラダ

大好きなコーンを使った、ポテトサラダ。事前に考えてきた、じゃがいも、コーン、人参、レタスに加え、前日に焼き芋として食べて美味しかったというさつまいもと、ハムを加えることに。また、人参はシャキシャキ感を活かしたいということで、生で使うことにこだわりました。


まずは、じゃがいも、人参、ハムの型抜きしていきます。硬い人参、薄くて柔らかいハムは、それぞれ型抜きにコツが必要なようで、何度か試しながら上手くできる力の入れ方を掴んでいきました。


大好きなコーンは、皮を剥き電子レンジで加熱をします。缶詰のコーンも味見をしましたが、迷いなく青果のコーンを入れたい!ということに。


じゃがいもとさつまいもは茹で、レタスをちぎり、具材を全て混ぜ合わせたら、マヨネーズ、調味料を見ながら思いついた粉チーズで味付けをします。


色々な形で型抜きをしているため、味わいだけでなく同じ形の組み合わせを探しながら楽しめる、ポテトサラダの完成です。型抜きをした色々な形、生にこだわった人参の食感や香り、二種類のじゃがいもの味わいの違いなど、ポテトサラダってこうゆうものだよね、という固定概念を覆される料理に仕上がりました。取り分けも自分で行い、初めて自分で作った料理をご家族へ振るまいました。


最後まで飽きずに作り切れるか…というご家族の心配を心配をよそに、全く気が散ることなく、自分が考えた料理を作り切り、大好きな家族と一緒に食べた経験が、これからの食べる力に繋がる何かになればと思っています。

完成形や作る過程の正解がない中で、自分で考えながら、やってみて少し違う場合は軌道修正をしながら料理を作り、出来上がったものを誰かと一緒に食べる。今回やったことを並べると、日々私たちが当たり前にやっていることではありますが、この暮らしのベースにもなる当たり前の力を、楽しく積み上げていくきっかけとなる場になっていたらと思います。

今後も少しづつ形を変えながら開催していきたいと考えています。

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