便利なものやサービスに溢れ、お金さえ払えば多くのものが手に入る世の中。
物質的な豊かさを手に入れた一方で、人と人、人と自然など、多くの距離を生んできたように思います。
それは私たちの命を支える「食」についても同様。
さらに今後、社会の変化、経済の変化、環境の変化…、様々なものが変化していく中で、現在のお金さえ払えば何でも手に入るという状況が、いつまでも続くとは限らないと感じています。
次の世代も、その次の世代も…、未来に繋がる「食」を今から考え、実現していきたいという思いで、『保けん野菜』をつくりました。
<『保けん野菜』の名前に込めた思い>
ー 新たな相互扶助のカタチとしての保けん ー
相互扶助の考え方を起源に持つとも言われる「保険」。
これまでの自助や公助としての保険に加え、これからの新たな共助の仕組みにしていきたいと考えています。
ー 多様な価値を生み出す保けんのカタチ ー
明治時代の初め頃まで、保険の仕組みは「うけあい」と呼ばれていました。
皆さん一人ひとりの暮らしにおいて大切な何かをうけあう、そんな存在になっていきたいと考えています。
「けん」には険・健・研・見…など、皆さん一人ひとりの暮らしにおいて大切なものが当てはまるよう、多様な価値を生み出していきたいと考えています。
<協力農家さんの基準>
以下のような農家さんと共に、保けん野菜のサービスを構築しています。
農産物の品質を追及している
「美味しい」「安心」なものを提供したいと思っています。現時点での品質もさることながら、常により良いものを作ろうと努力をされている農家さんの野菜をお届けしたいと考えています。
一緒に働く仲間を大切にしている
購入いただくお客さまのことはもちろんですが、一番身近な一緒に働く仲間を大切にしている農家さんを、応援したいと考えています。
コミュニケーションを大切にしている
正解が無い中で、より良い未来を農家さんと一緒に志向していきたいと考えています。そのためにも密なコミュニケーションが大切と考えています。
社会や地域への配慮/貢献をしている
環境への配慮、組織を超えた取り組み、業界や地域の未来を見据えた活動など、様々な角度での視野を持ち、貢献をしている農家さんと協働し、そのような活動の一旦を担っていきたいと考えています。