<お選びいただける野菜>
四季を通じて野菜を栽培いただくキットです。それぞれメインとなる野菜2種類に加え、もし余裕があれば一緒に栽培いただきたいおまけの野菜1種類の、合計3種類の野菜がセットとなっています。
同じ野菜(同じ科の野菜)を続けて育てると生育が悪くなりやすくなったり、異なる野菜同士でも相性の善し悪しがあります。そのため、かてい農園の栽培キットでは相性を踏まえて野菜を組み合わせています。野菜のお好みに加え、プランターのサイズ、日当たりなど栽培場所の条件を踏まえてお選びください。
※各野菜の栽培可能な期間は地域により異なります。概ねの目安としてご参照ください。
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日当たり
☀ :直射日光が当たる時間が1日に0~2時間程度
☀☀ :直射日光が当たる時間が1日に3~4時間程度、もしくは木漏れ日やカーテン越しで日中明るい場所
☀☀☀:直射日光が当たる時間が1日に6時間以上 -
プランターのサイズ
円形のフェルト製のプランターです。〇印の付いているサイズから選択いただけます。
ー じゃがいも│小松菜 ー
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じゃがいも
野菜セットでお届けするじゃがいもを種芋に、春~夏にかけて栽培をします。(秋~冬に栽培することも可能です。)同じ土で続けて栽培をすると生育が悪くなりやすいため、2回目以降の栽培は、別の野菜の栽培を何度か挟んでから育てる、もしくは別のプランターを利用するようにしましょう。 -
小松菜
秋~冬~春にかけては、小松菜を栽培します。寒さに強いので、基本的に冬の間も不織布などで防寒をせずに栽培が可能です。 -
にんにく
秋に植え付けをして、10カ月ほどの期間をかけて夏に収穫をします。春にはにんにくの芽(花をつけるために伸ばす花茎の部分)を摘み取って食べることができます。じゃがいもから病害虫を防ぐ一方で、同じプランターで栽培をすると養分を取り合い大きく育ちにくいため、別のプランターでの栽培をおすすめします。
ー さつまいも│玉ねぎ ー
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さつまいも
野菜セットでお届けするさつまいもを種芋に、春~秋にかけて栽培をします。最近の品種は同じ土で続けて栽培をしても比較的生育が悪くなりにくいですが、長期間継続しての栽培は避けましょう。 -
玉ねぎ
秋に種まきをして苗づくりをします。植え付けタイミングや冬~春にかけての気候により、とう立ちといい花をつけるための成長が進んでしまうことがあります。玉ねぎの成長が弱くなり芯が固くなるのですが、花(ねぎ坊主)も食べることができるので、様々な食べ方を楽しんでいただければと思います。 -
赤しそ
春~夏~秋にかけて栽培をします。さつまいもに害虫を寄せ付けにくくする一方で、養分の吸収量が多く同じプランターで栽培をすると養分を取り合いさつまいもの育ちが悪くなる可能性があるため、別のプランターでの栽培をおすすめします。
ー ミニトマト│スティックセニョール ー
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ミニトマト
春の苗づくりは気温が下がりすぎない室内の明るい場所で行います。植え付け後は、脇芽と呼ばれる葉の付け根から伸びる芽を取り除きながら栽培します。また自立が難しいため、支えるための支柱(150~200㎝程度)と麻紐をご用意ください。 -
スティックセニョール
秋の苗づくりは気温が高くなりすぎない室内の明るい場所で行います。植え付け後は、風などで倒れないよう、支柱(100㎝程度)と麻紐で支えます。先端につく花蕾を収穫することで脇芽を増やし、脇芽につく花蕾を収穫します。 -
スイートバジル
春~夏~秋にかけて栽培します。トマトと一緒に植えると、病害虫を防ぎます。どちらも水分を多く必要とし、バジルの方が吸収力が強いためトマトが水分を吸収しにくくなります。トマトの甘味が増す一方で、しっかりと水やりができないと水分不足になるため、同じプランターで栽培する場合は注意が必要です。
ー バナナウリ│菜花 ー
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バナナウリ
完熟させて果物として食べられる、日本古来のメロンと言われるマクワウリの一種です。ツルが地に這う品種ですが、支柱(150~200㎝)とネットをご用意いただくことで、垂直方向に伸ばすことが可能です。 -
菜花
秋に種をまき、間引きをしながら(間引き菜も食べられます)栽培をし、春先から花蕾を収穫します。先端につく花蕾を収穫することで脇芽を増やし、脇芽につく花蕾を収穫します。 -
葉ねぎ
春~夏、秋~冬にかけて、年に2回栽培できるタイミングがあります。根元を残して収穫をすると切り口から成長するため、何度も繰り返し収穫することが可能です。
ー 枝豆│かぶ ー
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枝豆
春~夏にかけて栽培します。地中で共生している菌が、空気中の窒素を植物が吸収できる形態に変換させるため、次に栽培をする野菜は栄養たっぷりの土で育てることができます。 -
かぶ
春~夏、秋~冬にかけて、年に2回栽培できるタイミングがあります。寒さに強いので、基本的に冬の間も不織布などで防寒をせずに栽培が可能です。 -
人参
秋~冬~春にかけて栽培します。成長途中に寒さに当たると、根を成長させるのではなく花をつけるための成長が進んでしまうことがあります。11月頃に10℃以下になる日がある場合は、不織布などで防寒をしましょう。また、かぶの害虫予防にもなるため、一緒に、もしくは近くで栽培するのがおすすめです。
ー ツルムラサキ│ラディッシュ ー
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ツルムラサキ
春~秋にかけて栽培できる数少ない葉物野菜の一つです。成長した部分をどんどん収穫をしていく場合は支柱などは不要ですが、支柱やネットを使って緑のカーテンのようにすることも可能です。 -
ラディッシュ
春~夏、秋~冬にかけて、年に2回栽培できるタイミングがあります。種まき~収穫までの期間が短く、栽培をしやすい野菜です。 -
パセリ
種まきに適した季節は春と秋ですが、冬を越して翌年に花をつけるまで栽培をすることができます。また他の野菜への害虫予防にもなるため、一緒に、もしくは近くで栽培するのがおすすめです。
ー 空心菜│春菊 ー
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空心菜
春~秋にかけて栽培できる数少ない葉物野菜の一つです。成長した部分を収穫することで脇芽がどんどん育つので、長期間収穫し続けることが可能です。 -
春菊
春~夏、秋~冬にかけて、年に2回栽培できるタイミングがあります。下の葉を数枚の残して収穫をすることで脇芽が育ってくるため、2~3回繰り返し収穫することが可能です。また、ターサイの害虫予防にもなる野菜です。 -
ターサイ
春の種まきも可能ですが暑さに弱いため、秋~冬の栽培がおすすめです。冬はロゼット状(茎がほとんど成長せず、葉が地面に広がる状態)になるため、栽培間隔を広めに取る必要があります。
ー 青じそ│リーフレタス ー
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青じそ
春~秋にかけて栽培できる数少ない葉物野菜の一つです。収穫ができる期間が長く、日当たりの悪い環境で栽培が可能です。 -
リーフレタス
発芽に適した温度帯が狭いため、光の当たる室内で苗づくりを行います。氷点下になる場合は、不織布などで寒さ対策が必要です。 -
三つ葉
種まきに適した季節は春と秋ですが、冬を越して数年に渡って栽培をすることができます。霜が当たると地上部は枯れてしまいますが、地中で冬を越します。また、日当たりの悪い環境で栽培が可能です。
<お届け内容>
野菜の栽培を始めていただくのに最低限必要なものをキットにしました。買いそろえようと思うと意外と迷うのが土や肥料ではないかと思います。品質の高い培養土、堆肥を作っている農家さんから仕入れた、じっくりと肥料成分が効くものをお届けします。
<ご家庭でのご準備>
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プランターを置く場所・置き方
日当たり、温度、風通しを確認して、育てる野菜に合わせてプランターを置きましょう。
🌤️日当たり:
野菜により、必要な光の強さや量が異なります。プランターを置くことができる場所の日当たりを確認の上、育てる野菜をお選びください。
🌡️温度:
コンクリートなどの温度変化が大きい場所に置く場合は、すのこなどの上に置いてください。特に夏はかなり高温になるため、対策が必要です。また、室外機の前は避けて置いてください。
🍃風通し:
風通しが悪いと、病気になりやすく、虫にも食べられやすくなります。プランターは適度に風通しの良い場所に置いてください。すのこなどを利用し、風通しが良い環境を作るのがおすすめです。
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ご準備いただくもの
栽培をスタートするに当たって、キットの他にご準備いただきたいものです。野菜により、追加で必要となるものがある場合がございます。詳細は各栽培キットの詳細をご確認ください。
また、“あると便利なもの”はすぐにご準備いただく必要はございません。野菜を育てていく中で、必要に応じてご準備ください。
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すのこ :庭の土の上にプランターを置く場合は不要です。
- じょうろ:プランターのサイズに合わせてお選びください。
- 手袋 :園芸用の指先がゴム加工してあるものがおすすめです。
※あると便利なもの
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温度計 :栽培に適した場所を確認したり、生育が悪い場合の確認に利用します。
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移植ごて:片手で持つ小型のシャベルです。
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はさみ :育てる野菜により、収穫や整枝