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かてい農園(茶).png

プランターや庭などご家庭の小さな農園で、野菜を育て続ける過程を楽しみながら学ぶ農園です。収穫を楽しむことはもちろん、様子を観察しながら野菜が育つ環境を整え、育った野菜を食べる日々を通じて、様々な体験を積み重ねていきます。
その中で大切にしたいのは、できるだけ生産~消費~分解が分断されずに繋がり、そしてまた生産~商品~分解と循環していくこと。シーズンごとに種を買うのではなく、育てた野菜から種を採りまた翌年に蒔いたり、毎回土や肥料を買うのではなく、普段の生活から出る生ごみから堆肥を作ったり。そんなことにも、少しづつ挑戦していきたいと思っています。
資本主義社会において、産業としての農業生産の中ではなかなか難しいこの循環を、かてい農園から皆さんと一緒に実現していきたいと考えています。​お子さまの習い事として、忙しい日々の中でのひと時の豊かな活動としてなど、皆さんそれぞれに合ったかてい農園を楽しんでいただければと思います。

ー 家庭で育て、食べる ー

社会の変化の伴い食の生産に関わる人や機会が減り、日本において農林業に従事する方の割合は2020年時点で2.6%。私の両親世代が生まれた70年ほど前には約半数が農林業に従事していたこと、野菜は自家用で育てたものを中心に食べ、耕耘や牛乳を飲むために牛を飼い、卵を産まなくなった鶏は自宅で屠殺をして食べていたという、親世代から聞く幼い頃の生活を考えると、改めて変化のスピード、大きさを感じます。
そしてこの変化は、これから更に加速していくと思います。常時モニタリングしている体の状態から、必要な栄養素を接種するためのサプリが出てくる、そんなことも当たり前になるかもしれません。合理的な行動、選択はAI・機械が担っていくこれからの時代、“食”という五感をフル活用できる体験が、人間としての豊かさを実感し続ける一つの軸になっていくのではないかと思っています。
昔の生活には戻る必要はないですし戻れないですが、今の時代だからこその「家庭で育て、食べる」の取り入れ方を、かてい農園で一緒につくっていきたいと考えています。

ー 過程を楽しみ、学ぶ ー

スーパーに行けばすぐに手に入る野菜も、種から育てていくとなると食べられるのは数ヶ月先。時間をかけて育てたとしても、育てる過程で枯れてしまったり、虫や鳥に食べられてしまったり、思うように育たないこともあるかもしれません。それでも今は、上手く育たなかったことが明日食べるものが無い、ということには直結しないからこそ、その過程を楽しみながら学んでいくことができると思っています。
また、一度育てて終わりではなく、種を採ったり、堆肥を作ったりしながら、少しづつ小さな循環をつくり、体験を積み重ね続けていきたいと考えています。
楽しみや学びは人それぞれに多様ですが、かてい農園を始められた子どもたちや親御さんの、「過程を楽しみ、学ぶ」様子の断片を、お伝えさせてください。

  • お友達とのお裾分けの約束🤝
    学校のお友達に「今、イチゴを育ててるんだ」と、かてい農園のことを伝える中で、できたらお裾分けをするね、と約束をしてきたとのこと。お友達にお裾分けができるようにと、大切に育てている様子が伝わってきます。
     

  • 他の野菜も育ててみたい!と色々な野菜の栽培をスタート🫑
    みんなと一緒に育てるのは1種類ずつなのですが、もっと色々な野菜を育ててみたい!とご家族に頼んで種を買ってもらい、かぼちゃ、ズッキーニ、とうもろこし、ピーマン、人参と、様々な野菜の栽培にチャレンジし始めました。
     

  • 成長具合の違いの原因を検証🔍
    兄弟同じタイミングで育て始め、プランターを隣に置いていたホウレンソウでしたが、徐々に成長具体に差が。日当たり、風の当たり方など、2つのプランターの栽培環境にどんな違いがあったのか?の検証が、自然と始まっていきました。
     

  • バルコニーに自然と広がっていく野菜のプランター🪴
    子どもたちと一緒に野菜を育てるに当たっては、ご家族の協力が欠かせず、プランターや土の準備、時に子どもが忘れてしまう水やりなどのサポート、普段のやさい研究会への参加など、多くのご協力をいただいています。そんな過程を通じて、ご家庭で野菜を育て続ける大切さを体感され、じゃがいも、ラディッシュ、人参など、どんどん栽培される野菜が増えていっています。
     

  • 季節による成長や味の違いを実感😋
    同じ野菜を別の季節に育ててみると、頭では分かっていたものの、成長の仕方も、味も全然違うことを目の当たりに。葉や茎をぐっと成長させるタイミングから、花を咲かせて種をつける子孫を残すための成長への切り替わりなど、毎日みているからこそ気づくことが沢山あるようです。

栽培キット

かてい農園の栽培キットは、四季を通じて野菜を栽培いただくことを想定したキットです。それぞれメインとなる野菜2種類に加え、もし余裕があれば一緒に栽培いただきたいおまけの野菜1種類の、合計3種類の野菜がセットとなっています。同じ野菜(同じ科の野菜)を続けて育てると生育が悪くなりやすくなったり、異なる野菜同士でも相性の善し悪しがあります。そのため、かてい農園の栽培キットでは相性を踏まえて野菜を組み合わせています。野菜のお好みに加え、プランターのサイズ、日当たりなど栽培場所の条件を踏まえてお選びください。

<お届け内容>

野菜の栽培を始めていただくのに最低限必要なものをキットにしました。買いそろえようと思うと意外と迷うのが土や肥料ではないかと思います。品質の高い培養土、堆肥を作っている農家さんから仕入れた、じっくりと肥料成分が効くものをお届けします。

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<お選びいただける野菜>

四季を通じて野菜を栽培いただくキットです。それぞれメインとなる野菜2種類に加え、もし余裕があれば一緒に栽培いただきたいおまけの野菜1種類の、合計3種類の野菜がセットとなっています。
同じ野菜(同じ科の野菜)を続けて育てると生育が悪くなりやすくなったり、異なる野菜同士でも相性の善し悪しがあります。そのため、かてい農園の栽培キットでは相性を踏まえて野菜を組み合わせています。野菜のお好みに加え、プランターのサイズ、日当たりなど栽培場所の条件を踏まえてお選びください。

栽培キット(茶).png
じゃがいも・小松菜.png
さつまいも・玉ねぎ.png
トマト・スティックセニョール.png
バナナウリ・菜花.png
枝豆・かぶ.png
ツルムラサキ・ラディッシュ.png
空心菜・春菊.png
青じそ・リーフレタス.png
  • 日当たり
    ☀  :直射日光が当たる時間が1日に0~2時間程度​​
    ☀☀ :直射日光が当たる時間が1日に3~4時間程度、もしくは木漏れ日やカーテン越しで日中明るい場所
    ☀☀☀:直射日光が当たる時間が1日に6時間以上

  • プランターのサイズ
    円形のフェルト製のプランターです。〇印の付いているサイズから選択いただけます。

<ご家庭でのご準備>

  • ​プランターを置く場所・置き方
    日当たり、温度、風通しを確認して、育てる野菜に合わせてプランターを置きましょう。

🌤️日当たり:

野菜により、必要な光の強さや量が異なります。プランターを置くことができる場所の日当たりを確認の上、育てる野菜をお選びください。

🌡️温度:

コンクリートなどの温度変化が大きい場所に置く場合は、すのこなどの上に置いてください。特に夏はかなり高温になるため、対策が必要です。また、室外機の前は避けて置いてください。

🍃風通し:

風通しが悪いと、病気になりやすく、虫にも食べられやすくなります。プランターは適度に風通しの良い場所に置いてください。すのこなどを利用し、風通しが良い環境を作るのがおすすめです。

  • ​ご準備いただくもの
    栽培をスタートするに当たって、キットの他にご準備いただきたいものです。野菜により、追加で必要となるものがある場合がございます。詳細は各栽培キットの詳細をご確認ください。
    また、“あると便利なもの”はすぐにご準備いただく必要はございません。野菜を育てていく中で、必要に応じてご準備ください。​​

  • ​すのこ :庭の土の上にプランターを置く場合は不要です。

  • じょうろ:プランターのサイズに合わせてお選びください。​​

※あると便利なもの

  • 温度計 :栽培に適した場所を確認したり、生育が悪い場合の確認に利用します。

  • ​手袋  :園芸用の指先がゴム加工してあるものがおすすめです。

  • 移植ごて:片手で持つ小型のシャベルです。

  • はさみ :育てる野菜により、収穫や整枝

始め方

こちらのページよりご希望の栽培キットをお申し込み下さい。アクセスパスワードは、ブログやレシピと同様となります。パスワードがご不明の場合や、スタートに当たってのお悩みなどがございましたら、お気軽に加入者さま専用LINEよりご連絡ください。

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