カブ主総会を2週間後に控えたカブ畑の様子をお届けします
- 秋山 智美
- 2025年5月31日
- 読了時間: 5分
更新日:2025年6月1日
2025年6月13日(金)~14日(土)にかけて、第3期 定時カブ主総会“○時間○分○秒レストラン”を開催します。今回は2週間後に控えたカブ畑の様子をお届けさせてください。
※第3期 定時カブ主総会“○時間○分○秒レストラン”の詳細は、こちら、および加入者さま専用LINEへのご案内をご確認ください。

現在の畑の様子の前に、これまでの栽培の過程を少しご紹介させてください。
種まき前の準備
<太陽熱処理>
あまり聞きなれない言葉かと思いますが、肥料などを播いた後、畑にビニールマルチというビニールのシートを畑に被せています。まずは、このマルチを剥がす作業からスタートです。ビニールマルチはタイミングや種類により用途は以下の通り様々なのですが、いずれも太陽の熱の力を使って行うため、太陽熱処理と呼ばれています。
高温にすることでカビの繁殖を防ぎ、納豆菌・放線菌などの良い菌を残すことで、土を柔らかくする
保湿をする/乾燥や豪雨による水分の急激な変化を防ぐ
肥料の分解、溶解を進める/流亡を防ぐ
雑草が生えるのを防ぐ
反射などにより虫が寄りつくのを防ぐ
土の質を向上させるためは勿論のこと、土の中の水分量をコントロールすることで狙った時期に播種ができるようにする、という要素も大きいとのこと。のらくら農場さんでは、お客様に約束をしたタイミングで美味しい蕪をお届けできるよう、3月後半から1ヶ月ほどに渡り、少しづつ時期をずらしながらカブの種を播いていきます。しかし、天候により畑の水分量が播種に適した状態になるとは限りません。そのため、このマルチによって畑の水分量をちょうど良い状態にしておき、狙った時期に播種をすることができるようにしています。
化学農薬や化学肥料を利用しない中で、効率的に美味しい野菜を栽培するのに欠かせないビニールマルチですが、プラごみの量を考えると、このような資材を使い続けるのか…、というのは、有機栽培をされている農家さんが常に抱えている葛藤かもしれません。
<草取り>
もう少し気温が高い日が続くと、前述のマルチによって土が高温になり雑草が死滅するのですが、この時期のらくら農場さんのある佐久穂町では、まだそこまで気温が上がりません。そのため、マルチを剥がすと小さな雑草の芽が現れます。ほんの小さな芽ではあるのですが、今から播く種との成長競争においては、先んじで芽を出している雑草に軍配が上がってしまうため、この芽を取っていきます。
土の表面を薄く削るように動かすのですが、この地域では「ガジ」と呼んでいます。
播まき
<種まき>
草取りが終わったら、種を播いていきます。畑に溝を作りながら、等間隔に種を播き、土を被せ、土と種が密着するように押し付ける、という作業を器械を使って行います。器械といっても動力は無く、器械を使う人の力加減一つで種の埋まる深さや土との密着度合などが変わってきます。土の状態を見ながら、傾斜のある畑に丁寧に播いていきます。
また広い面積に撒くにあたり、少しのズレが全体に大きな影響を与えます。種を播く間隔などの調整を、事前に設計をしたシートを見ながら、念入りに確認をしながら進めます。
<防虫・防寒>
種を播き終えたら、防寒のための不織布、防虫のためのネットを被せていきます。種を播いた畝の端に溝を掘り、風などで外れてしまわないよう、しっかりと土で固定をしていきます。
のらくら農場さんのある佐久穂町では、5月上旬くらいまでは霜が降りることもあるため、3月下旬から4月下旬にかけて種まきをするカブには防寒が欠かせません。一方でこれから暖かくなり虫の活動も活発になるため、防虫ネットも加えた二重の対策が欠かせません。
現在の畑の様子
のらくら農場さんの畑はいくつかのエリアに分かれて点在しており、それぞれの畑にその特徴を踏まえた国名が付けられています。今年の春のカブは、ギリシャ、ルクセンブルク、パキスタン、メキシコで栽培しており、第3期 定時カブ主総会“○時間○分○秒レストラン”で食べることになるのは、メキシコの畑のカブの見込みです。

温かくなり、防寒用の不織布を剥がし終えた現在のメキシコの畑のカブの様子がこちらです。カブの葉っぱが、少しずつ防虫ネットを押し上げて盛り上がっている様子が分かるかと思います。防虫ネットの中を除いてみると、小さなカブが見え始めていました。
左側が収穫予定の畑のカブの様子、右側がそれよりも1週間ほど早く種まきをしたカブ畑の様子です。防虫ネットを押し上げるカブの葉の大きさの違いを、ネットの盛り上がり具合から感じていただけるのではないかと思います。これから2週間でぐっと大きくなったカブを、第3期 定時カブ主総会“○時間○分○秒レストラン”では収穫し、皆さんと一緒に味わいたいと思います。
何時間何分何秒になるのかは、実際に開催をして確定する、この日だけのレストラン“○時間○分○秒レストラン”。普段の生活では隠れている、畑から皆さんの食卓に上るまでの過程を含めて、知り、感じ、楽しんでいただければと考えています。
以下のようなハイブリッドな形で開催いたしますので、ぜひ、ご都合のつくタイミング、ご参加形態にて、お楽しみいただければ幸いです。
<日時・場所>
2025年6月13日(金)16:00頃 ~ 6月14日(土)16:00頃
◎お食事
東京都内の会場での開催となります。詳細は、加入者さま専用のLINEにてご案内させていただきます。
6月14日(土)12:00頃~15:00頃を予定しておりますが、カブの都合により前後する可能性がございます。
◎オンライン中継
zoomにて配信いたします。URLは、加入者さま専用のLINEにてご案内させていただきます。
6月13日(金)16:00頃~6月14日(土)16:00頃を予定しておりますが、カブの都合により前後する可能性がございます。
収穫後、一晩冷蔵庫で冷やしている間は、中継を停止させていただきます。
また農場周辺は電波が弱いため、接続が不安定となる可能性がある旨、ご了承ください。


































