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農家さんの仕事 vol.2

  • 執筆者の写真: 秋山 智美
    秋山 智美
  • 2023年5月13日
  • 読了時間: 5分

更新日:2023年10月28日

前回のブログでは、農家さんの仕事のうち、販売・生産の計画、野菜の生産についてお届けいたしました。今回は、後半の2つ、野菜の販売、野菜の出荷についてお伝えさせていただきます。

  1. 販売・生産の計画

  2. 野菜の生産

  3. 野菜の販売

  4. 野菜の出荷


実はこのブログに先んじて、先日、子どもやさい研究会を同様のテーマで開催いたしました🔍参加した子どもたちには、事前に「自分で野菜を買ってみる」というミッションにチャレンジしてもらい、当日は子どもたちからのミッション報告からスタート。「好きな野菜だから」「美味しそうだったから」「研究会の場で質問をすることをイメージして」「いろいろな料理にできるから」など、それぞれ色々なことを考えて野菜を選び、ミッションに臨んでくれました😊全員、スーパーで買ったようなのですが、とても「簡単に買えちゃう」という事にも気づいたようで、簡単に買うまでの裏側を少し覗き見する場になっていたらと思います。


毎回、全てのことにおいて、その裏側を想像していたら日常生活が回らなくなってしまうかと思いますが、時々イメージをしてみたり、知りにいってみたり、体感をしてみたり…、そんなことがあるだけでも、同じ買い物がちょっと違う意味を持つことがあるかもしれません。普段お届けしている情報が、そんな入口となればと思っています😊


今回も前置きが長くなってしまいましたが、本題に入りたいと思います。

3.野菜の販売

生産者~生活者に野菜が届くまでの経路を、簡略化をしてざっくり整理したものが以下の図です。それぞれの大きさが、概ねの流通金額の割合になるように表現しています。野菜を手にする時には見えにくいいですが、特にスーパーなどで購入する野菜は色々な方が介在して皆さんのお手元に届いているということ、生鮮の状態での流通金額が結構小さいということなど、他にも気になる点や気づきがあるかもしれません。

大部分の取引を占める卸売市場を経由する場合、委託販売では法律の定めがあり基本的に全量を引き取って貰うことができます。しかし、価格はその時のその種類の野菜の需要と供給のバランスで決まるため、出荷をするタイミングではいくらで取引されるかが分かりません。同じ種類の野菜を他の生産者が多く出荷をしてると価格が下落し、少ない場合は高騰します。


一方で保けん野菜にご協力いただいている農家さんでは、卸売市場を経由しない以下のような販売先が多くなっています。

  • 個人のお客様への販売

  • スーパー、小売店への販売

  • 宅配サービス会社への販売

  • 直売所での販売

卸売市場を介さない場合、生産者自身が販売価格を設定することができる一方で、自然と向き合いながらもより安定した品質と量が直接お取引をするお客様に求められる、そんな特徴があるのではないかと認識しています。



4.野菜の出荷

農協などを経由して卸売市場に持ち込む場合、その先は誰がその野菜を購入するのかは分かりません。そのため、決められた規格ごとに段ボールなどに野菜を詰めて、まとめて集荷場所に持ち込むというのが一般的な出荷方法です。もしかすると、レタスの産地などで暗いうちから収穫をしているという話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。これは、農協や卸売市場など様々な方を介する中でも、早ければ翌日にスーパーなどの店頭に並べることができるためです。

  • 1日目:深夜~早朝に収穫→午前中に地域の集荷場所に持ち込み予冷→夕方に卸売市場へ到着

  • 2日目:早朝に卸売市場で取引→早ければその日中にスーパーの店頭に並びはじめる


あくまでこちらは最短で、もっと時間がかかることや、スーパーで何日か経過することもありますが、早ければこのようなスピード感で店頭に並ぶ流通網に、改めて驚かされます。


保けん野菜にご協力いただいている農家さんのように卸売市場を介さず自身でお取引先に出荷をする場合、当日や翌日の出荷内容に合わせて、また場合によっては野菜ごとの収穫に適したタイミングに合わせて、様々な野菜の収穫をしていきます。収穫した野菜はきれいに調整、計量、袋詰めなどをします。


ケースバイケースではありますが、それぞれの販売先ごとに収穫~お届けまでの流れのイメージは以下の通りです。


<個人のお客様への販売>

  • 1日目:午前中に収穫→日中に配送先ごとに箱詰め→夕方に配送会社により引き取り

  • 2日目:配送会社からお客様宅へ配送

<スーパー、小売店への販売>

  • 1日目:午前中に収穫→日中に配送先ごとに箱詰め→夕方に配送会社により引き取り

  • 2日目:早ければその日中に店頭に並びはじめる

<宅配サービス会社への販売>

  • 1日目:午前中に収穫→日中に配送先ごとに箱詰め→夕方に配送会社により引き取り

  • 2日目:午前中に宅配サービス会社に到着→日中に配送先ごとに箱詰め→→夕方に配送会社により引き取り

  • 3日目:配送会社からお客様宅へ配送

<直売所での販売>

  • 1日目:早朝に収穫・袋詰めなど→午前中にに直売所に持ち込み並び始める


※一概に収穫から時間が短いことが良いということではありません。具体的には”収穫日から考える『情報の価値』”をご覧いただければ幸いです。

今回は少し聞きなれない言葉も多かったかもしれませんが、何となく皆さんのお手元に野菜が届くまでの全体像をイメージするきっかけになれていたら幸いです😊

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