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農園地を開催させていただく、ないとう農園さんの畑の様子をお届けします

  • 執筆者の写真: 秋山 智美
    秋山 智美
  • 2025年10月25日
  • 読了時間: 6分

更新日:2025年10月27日

12/7(日)の「農園地」の開催を前に、ないとう農園さん(埼玉県伊奈町)の畑にお伺いしてきました。今回は訪問させていただく度に伺う新たな変化や挑戦、畑からも感じる気候変化に伴う栽培難易度の上昇についても少し触れながら、現在のないとう農園さんの畑の様子を、お届けさせていただければと思います。

農園地でお借りする畑

地域の方から、畑を使って欲しいという相談をもらうことも多いという、ないとう農園さん。現在は5エリアに渡る畑で野菜を栽培されています。その中でも駅からのアクセスが良く、ビニールハウスや資材小屋のある1エリア(その中に更に何ヶ所かに分かれて複数枚の畑があります)をお借りして、農園地を開催いたします。

昨年遊ばせていただいたのが、写真(農園地MAP)の緑色の畑です。畑それぞれに動物の名前がついているのですが、今年は昨年の畑に加え、トラ、コアラ、ウォンバット、タスマニアデビルの畑でも遊ばせていただけることになりました。


畑の様子

各畑の現在の様子です。農園地にお越しいただく方は、ぜひ、1ヶ月半での違いも含めて楽しんでいただければ幸いです。


🐼パンダ

パンダの畑には、苗づくりを行うビニールハウスや、今年新たに作られたという資材小屋があります。ハウスの中では、これから植え付けを行う玉ねぎの苗がびっしりと育っていました。


🐤ヒヨコ・コパンダ

パンダの隣にあるコパンダ、その少し先にあるヒヨコの畑は、収穫が始まったばかりのさつまいもです。貯蔵をすることで甘味が増していくさつまいも。これから野菜セットに入れていただくことが増えていくかと思いますが、味の変化もお楽しみいただければ幸いです。


🐰ウサギ・モルモット・ハムスター

この3枚の畑には、全面、人参の種をまき、育てられていました。人参は発芽が難しいと言われていることに加え、ここ数年の暑さでさらに難易度が増しているという話を耳にしています。そんな中でも順調に発芽し安堵した矢先、一般的に虫が付きにくいとされているセリ科の人参にも関わらず、一気に虫に食べられてしまったとのこと。順調に育てば畑全面が3枚目の写真のようになっていたはずが、極一部を除き、ほとんど全てが1枚目のようになっていました。


化学農薬を使用せずに栽培するないとう農園さんでも、これまではネットを掛けずに育てることができていた人参ですが、今後はネットを掛けて栽培する必要があるとのこと。気温上昇に伴う虫による被害は、秋~冬にかけての葉物野菜の価格の上昇の大きな要因ともなっており、皆さんも生活の中で感じられているのではないかと思います。長野県の農家さんでも虫の増加による大きな被害に苦戦されているということで、より気温が高いエリアではどのようにな対応をしているのか?というご相談が、ないとう農園さんにあったというお話も伺いました。改めて、そんな中でも栽培に向き合われ、その結果として野菜を食べられるというありがたさを痛感するお話、光景でした。


🦁ライオン

ライオンの畑で栽培している野菜は、初めて耳にするもの、食べたことはあるけど畑の様子は想像がつかない、というものも多いかもしれません。野菜セットで目にした際には、ぜひ畑の様子も思い出していただけたら嬉しいです。

四角豆

ヤーコン

紫とうがらし

沖縄ではよく食べられているという、翼のような莢が特徴の豆です。癖の無いあっさりとした味で、シャキシャキとした食感がお楽しみいただけます。

土の中にできるイモを食べる野菜です。腸内環境を整える成分、イヌリンの含有量が多いということで注目をされていて、シャリっとした食感と甘み、独特の風味が特徴です。

奈良の伝統野菜で、紫色の甘とうがらし(辛みのないとうがらし)です。加熱すると紫色は抜けて緑色になります。また、熟れていくと他のとうがらしと同様、赤色に変わっていきます。

ごぼう

ズッキーニ

なす

地上部を見ることは、なかなか無いごぼう。普段はこの葉の下、土の中の根っこを食べています。抜くのがとても大変なごぼうですが、この季節の野菜セットに入る野菜に変化を持たせるためにと、少量栽培をされていました。

一般的なものの他に、少し変わった様々なズッキーニを栽培しています。写真のような丸ズッキーニ、扁平した形のUFOズッキーニなど、株元に生っている実を見つけていくだけでも、ワクワクします。

長なす、白なす、水なすなど、様々な品種を栽培しています。今年は特に虫が多かったとのことで、写真のように実の中に幼虫が入ってしまうケースも。

農園地を開催するタイミングではヤーコン以外は収穫を終えていますが、昨年は季節外れのなすを発見してかじったりと、収穫を終えた畑がとても楽しい遊び場となっていました。


🦘カンガルー・ワラビー・タスマニアデビル

ここには、収穫中のさつまいも、来年の春~初夏にかけて収穫をする予定のにんにく、収穫の終盤を迎えつつあるピーマン・なす、そして収穫を終えた夏野菜が残っていました。


さつまいも、にんにく、にんにくの奥にはピーマンとなす。


収穫を終えた夏野菜。左から、ミニトマト、ゴーヤ、きゅうりです。


🐨コアラ・ウォンバット

昨年までは、写真奥に見えるような藪になっていた耕作放棄地を、新たに整備して栽培を始められた畑です。


これから冬にかけて栽培をしていく、大根、白菜、アスパラ菜、ケール、トレビス、レタスが、すくすくと育っていました。農園地のタイミングでは収穫も始り、更に大きく育った様子をご覧いただける予定です。


🐯トラ

昨年は対象外とさせていただいていたトラの畑。今年は里芋、菊芋を栽培されており、農園地でも開放いただくことになりました。

写真1枚目の手前が里芋、奥の藪のように見えるのが菊芋です。暑さの影響からか、これまでと比べて生育が悪くなりがちという里芋。そんな中でも、日陰となる時間の長い竹藪の近くに植えたものは相対的に生育が良いようで、例えば2~3mほどの高さになる菊芋と里芋を交互に植えてはどうか?など、今後の栽培に思考を巡らせていらっしゃいました。

以前のブログ「野菜の栽培に留まらない、未来を見据えた意志のある活動」でもご紹介をさせていただいた、野菜の栽培に留まらないないとう農園さんの活動ですが、また新たな取り組みをスタートされる準備をされているとのこと。今回は畑の様子を中心にお届けさせていただきましたが、畑で感じる変化だけではない、多様な挑戦をし続けられているという姿を目の当たりにする時間となりました。

普段は野菜を通じて感じていただいているないとう農園さんですが、農園地も含め、様々な形で皆さまにもしっかりお伝えできる、体感いただける形を考えていきたいと思います。

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