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長野県の古民家-拵え-が9,000kmの距離を越えてLA Santa Monicaと繋がる、“とき”を再認識した体験

執筆者の写真: 秋山 智美
秋山 智美
6 日前
読了時間: 3分

今年から壁塗りのワークショップなどを不定期で開催している、長野県佐久市の古民家-拵え-。この場所で、日本時間2026年10月25日(日)の早朝、LA Santa Monicaと、ときを同じくして移動窯の火入れを行う、9,000kmの距離を越えて繋がる貴重な体験をしてきました。

今回はこの体験を経て私自身が再認識した、-拵え-における“とき”について、お伝えさせてください。


※当日の詳細は、この体験を企画された「刻陶器 -toki touki-」さんのnote記事をぜひご覧ください。

古民家-拵え-とは

保けん野菜では、信頼できる農家さんの野菜のお届けだけでなく、お子さまとの野菜研究会やかてい農園のサポート、各種イベントの開催などの活動をしています。どの活動にも共通して大切にしているのが、時間軸や対象は様々ですが“楽しく備える”ということ。とても上手にできるわけではなくても、やったことがある、何となく体が覚えている。そうした経験の積み重ねや人との繋がりがあることで、いざという時に何とかできるという健全な安心感を持って暮らせる。そのようなことに繋がる活動にしていきたいと考えています。

そんな中、ずっと取り組みたいと思っていたのが場所づくり。私自身幼い頃、家出をしたくなったら、災害で家が壊れてしまったら、など、何らかの事情で自宅にいられなくなったら、田舎に住む祖父母のところに行けば何とかなる、そんな感覚を持っていたことを記憶しています。畑仕事を楽しみながら手伝ったり、火や水で遊んだり、昔のことや昔ながらの知恵を教えてもらったり、日常的には楽しく過ごす場所でしたが、いざという時の安心感のようなものもありました。

ご実家や身近なご親戚のお家ほどではなくても、それに準ずるような場所や繋がりがいくつかあることが、楽しく備える、ということに結びつくのではないかと考えており、現在、長野県佐久市にある「拵え」と名付けた古民家の改修を少しずつ進めています。


“手”偏に“存(あ)”ると書いて拵える

つくるという言葉では言い表しきれない、その過程や在り方を定義するようなニュアンスを感じる、少し懐かしい響きの言葉「拵える」。漢字の成り立ち通り、自分たちの手で、存りたい暮らしを、楽しみながらじっくり拵えていく。そのきっかけとなり、過程そのものを楽しむ、そんな場所にしていきたいと考えています。


-拵え-における“とき”

前述の通り「拵え」という言葉には、その過程も含めた時間軸を内包したような意味合いがあると感じています。加えて、まだまだ改修中のこの場所ですが、数ヶ月単位で滞在をしながら季節の仕事をする人、移住検討のために数週間暮らしてみる人、季節ごとに数日間の滞在を楽しむ人、日中くつろぎに来る人…、色々な時間軸で緩やかに交錯する場所、行き交う人が変わることで変わり続ける場所、そんなことをイメージして、拵えています。

今回の刻陶器さんとの体験を通じて、この場所がどんなときを刻んでいくのか、この場所でどんなときを刻んでいきたいのかを、改めてしっかり考えながら拵えていきたいと感じました。

今後も古民家-拵え-では、ワークショップなどを開催していく予定です。ご都合がつきましたら、ぜひご参加ください。

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